このサイトの運営者が、20代ではじめて職場の同僚のお通夜に参列したときの体験談です。
訃報を知ってからお通夜までは2〜3日。そのあいだにも、当日にも、いくつも迷うことがありました。

はじめてのお通夜を控えている人が、少しでも落ち着いて準備できるように、実際に迷ったことと、いま知っておきたいことを書きます。

この記事の体験
  • 当時の年代:20代
  • 故人:職場の同僚
  • 参列:お通夜
  • 包んだ金額:1万円(個人で)
  • 香典袋と薄墨の筆ペン:100円ショップで購入

運営者がはじめてのお通夜に参列するまでの流れと、迷ったところ

金額は「ネットで調べて」1万円に

訃報を知って、最初に迷ったのは金額でした。
まわりには相談せず、ネットで調べて、個人で1万円を包みました。

今ならこう考える

20代で同僚に包む香典の目安は、3,000〜5,000円です。運営者の1万円は、相場からすると多めでした。
職場の人と一緒に参列するなら、金額や「個人で出すか、まとめて出すか」を一度聞いておくと安心です。くわしくは職場の人のお葬式、香典はいくら?にまとめています。

100円ショップで、袋の種類と表書きに迷う

香典袋と薄墨の筆ペンは、100円ショップで買いました。
ここで迷ったのが、袋の種類と表書きです。

  • 水引の色や形がいろいろあって、どれを選べばいいかわからなかった
  • 故人の宗教がわからず、「御霊前」と書いてあるものでいいのか判断できなかった
今ならこう考える

水引は黒白か双銀の「結び切り」を選びます。表書きは、宗教がわからないときは「御香典」と書けば失礼になりません。
蓮の花が描かれた袋は仏式専用なので、宗教がわからないときは無地の袋が安心です(香典袋の書き方)。

中袋の金額は、調べながら「金壱萬圓也」と書きました。書き慣れない字なので、別の紙で一度練習すると落ち着いて書けます(香典の金額の書き方)。

お札は、財布に入っていた使用済みのお札を入れました。香典には新札を使わないので、これで大丈夫でした(香典に新札しかないときはどうする?)。

服装と持ち物にも迷った

当日の服装や持ち物にも迷いました。
はじめてだと、「何を着ていけばいいのか」「何を持っていけばいいのか」がわかりません。

今ならこう考える

お通夜は、急なことも多いので、黒や紺などの地味な服で参列する人もいます。用意できるなら、ブラックスーツなどの喪服が安心です。
持ち物は、香典(ふくさに包む)、数珠(持っていれば)、ハンカチが基本です。

香典袋は、ふくさに包んで持っていきました。お悔やみ用のふくさは、紺・グレー・深緑などの寒色か、紫を選びます。

受付で、言葉が出なかった

受付ではとても緊張して、お悔やみの言葉が出てきませんでした。結局、一礼だけして香典を渡しています。

記帳と香典のどちらが先かもわからず、一緒に参列した職場の人のあとについて、同じようにしました。

当時の自分にいちばん言いたいこと

言葉が出なくても大丈夫。
受付では、深く一礼(黙礼)するだけでも気持ちは伝わります。言えるなら「このたびはご愁傷様でございます」と小さな声でひと言だけで十分です。
受付の流れやお悔やみの言葉の例は、お葬式の受付での香典の渡し方にまとめています。

焼香のやり方がわからなかった

もうひとつ迷ったのが、焼香です。
何回つまめばいいのか、どういう順番で動けばいいのかがわかりませんでした。

焼香の基本の流れ。遺族に一礼、遺影に一礼、抹香をつまむ、香炉にくべる、合掌して一礼

今ならこう考える

焼香で抹香をつまむ回数は、宗派によって1〜3回とちがいます。わからないときは1回でも失礼にはなりません。
会場で案内があれば、それに従いましょう。

香典返しは、あとから届いた

お通夜のあと、しばらくしてから香典返しが届きました。
香典返しへのお礼の連絡は、しなくてよいとされています。職場で会ったときに、ひと言お礼を伝えれば十分です。

はじめてのお通夜の前に、これだけは

実際に迷ったことをふまえて、準備することをまとめました。

いつやること
訃報を受けたら日時・場所と、香典を辞退していないかを確認
すぐに金額を決める(職場の人と相談すると安心)
お通夜まで香典袋(黒白・結び切り)と薄墨の筆ペンを買う
お通夜まで表書き(迷ったら「御香典」)・名前・中袋を書く
お通夜まで使用済みのお札を入れ、ふくさ・数珠・ハンカチを用意
当日受付は一礼だけでもOK。焼香は1回でもOK

準備の流れは、訃報を受けたらやることでもくわしく解説しています。

まとめ

はじめてのお通夜で迷ったのは、金額・香典袋・服装・受付のひと言・焼香でした。
どれも、知っていれば落ち着いて準備できることばかりです。

そして、いちばん伝えたいのは「言葉が出なくても大丈夫」ということ。きちんとしたあいさつができなくても、参列して手を合わせることで、気持ちは伝わります。

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