香典の金額は、中袋の表に「金伍阡圓也」「金壱萬圓也」のような旧字体の漢数字で書きます。
ふだん使わない字なので、書く前にこの一覧で確認しておきましょう。
金額ごとの書き方一覧
| 金額 | 書き方 |
|---|---|
| 3,000円 | 金参阡圓也(金参千圓也) |
| 5,000円 | 金伍阡圓也(金伍千圓也) |
| 1万円 | 金壱萬圓也 |
| 3万円 | 金参萬圓也 |
| 5万円 | 金伍萬圓也 |
| 10万円 | 金拾萬圓也 |
- 「圓」は「円」と書いてもかまいません
- 最後の「也」は、つけてもつけなくてもかまいません
- 「4」「9」がつく金額は、「死」「苦」を連想させるので包みません
運営者も調べながら書きました
このサイトの運営者も、20代で職場の方のお葬式に1万円を包んだとき、書き方を調べて「金壱萬圓也」と書きました。書き慣れない字なので、別の紙で一度練習してから書くと安心です。
自分がいくら包めばいいかわからないときは、先に金額を決めましょう。
→ 香典の金額をツールで調べる
なぜ旧字体の漢数字を使うの?
「一」「二」「三」のような漢数字は、あとから線を足すだけで別の数字に書きかえられてしまいます。
「壱」「弐」「参」のような字(大字)は書きかえが難しいので、お金の金額を書くときに使われてきました。
| ふつうの字 | 旧字体(大字) |
|---|---|
| 一 | 壱 |
| 二 | 弐 |
| 三 | 参 |
| 五 | 伍 |
| 十 | 拾 |
| 千 | 阡(仟) |
| 万 | 萬 |
| 円 | 圓 |
中袋の書き方
中袋(中包み)には、表に金額、裏に住所と名前を書きます。
- 表の中央:金額(縦書きで「金壱萬圓也」)
- 裏の左下:郵便番号・住所・氏名
住所と名前を書いておくと、遺族が香典返しを送るときに助かります。
墨の色は?
中袋は、濃い墨やふつうの黒いペンで書いてもかまいません。表書き(外包み)は、お通夜・お葬式なら薄墨で書きます。
表書きの書き方や宗教ごとの違いは、香典袋の書き方でくわしく解説しています。
こんなときはどう書く?
中袋に金額の欄が印刷されているとき
最近の香典袋は、中袋に金額や住所を書く欄が印刷されているものが多いです。
その場合は、欄に合わせて書けば大丈夫です。
欄が横書きになっているときは、「10,000円」や「¥10,000」のように算用数字で書いてもかまいません。
中袋がないとき
中袋がついていない香典袋の場合は、外包みの裏側の左下に、金額・住所・氏名を書きます。
法事の香典のとき
四十九日や一周忌などの法事でも、金額の書き方は同じです。
ただし、表書きは「御仏前」に変わり、薄墨ではなく濃い墨で書くのが一般的です。
→ 法事(四十九日・一周忌)の香典の相場
まとめ
- 香典の金額は、中袋の表に「金壱萬圓也」のような旧字体の漢数字で書く
- 5,000円は「金伍阡圓也」、1万円は「金壱萬圓也」、3万円は「金参萬圓也」
- 中袋の裏の左下には、住所と氏名を書く
- 横書きの欄なら算用数字でもOK。中袋がなければ外包みの裏に書く
次に読むなら
- お札の入れ方が知りたい → 香典に新札しかないときはどうする?
- 表書きや袋の選び方が知りたい → 香典袋の書き方
- 参列できない → 香典を郵送するときの手紙の例文
- お葬式の準備を順番に確認したい → 訃報を受けたらやること