結婚式の受付では、「本日はおめでとうございます」とあいさつ → ご祝儀を渡す → 芳名帳に記帳、の順番が一般的です。
ご祝儀袋はふくさに包んで持っていき、相手から名前が読める向きにして、両手で差し出します。
- 受付の前で、ふくさを開いてご祝儀袋を出しておく
- 係の人に一礼して「本日はおめでとうございます」
- ご祝儀袋をふくさにのせ、相手に向けて両手で渡す
- 芳名帳に名前と住所を書く
受付で言うひと言
長いあいさつは必要ありません。次のどちらかで十分です。
本日はおめでとうございます。
本日はおめでとうございます。心ばかりのお祝いです。どうぞお納めください。
このサイトの運営者も、はじめて友人の結婚式に出たときは、受付で何と言えばいいのか焦ってしまい、「おめでとうございます」とだけ言って渡しました(くわしくははじめての友人の結婚式、ご祝儀の準備で焦ったこと)。それでも失礼にはならないので、安心してください。
事前に新郎新婦へ直接渡している場合は、「お祝いはご新婦さま(ご新郎さま)へお渡ししています」と伝えて、記帳だけします。
- 受付は「新郎側」「新婦側」に分かれていることが多いので、自分を招待してくれた側の受付に並びます
- 「切れる」「別れる」「重ね重ね」などの忌み言葉は、お祝いの席では使いません
ご祝儀袋の渡し方
1. 並んでいる間に、ご祝儀袋を出しておく
自分の番が来てからバッグの中を探すと、あわててしまいます。受付の列に並んだら、ふくさを開いてご祝儀袋を出せる状態にしておきましょう。
2. ふくさの上にのせて、向きを変える
ふくさからご祝儀袋を取り出したら、たたんだふくさをお盆がわりにしてのせます。
相手から名前が読める向きになるように、時計回り(右回し)に回します。
反時計回り(左回し)は、お葬式のときのやり方です。お祝いの席では時計回りに回します。
3. 両手で差し出す
ご祝儀袋をのせたふくさごと、両手で差し出します。受け取ってもらったら、ふくさは返してもらいます。
ご祝儀袋だけを渡してもかまいません。その場合は、ふくさをたたんでテーブルに置いてから渡します。
芳名帳に記帳する
ご祝儀を渡したら、芳名帳に名前と住所を書きます。
- 家族で出席するときは、代表者がフルネームを書き、ほかの家族はその横に名前だけを書きます
- 最近は、紙の芳名帳のかわりに、事前にスマホで回答する「Web招待状」の情報を使う式もあります。その場合は、受付の案内に従いましょう
ふくさの選び方
ご祝儀袋は、バッグにそのまま入れず、ふくさに包んで持っていくのがマナーです。袋が折れたり汚れたりするのを防ぐ意味もあります。
色
| 色 | 使える場面 |
|---|---|
| 赤・ピンク・オレンジ・ベージュなどの暖色 | お祝い用 |
| 紫 | お祝い・お悔やみの両方に使える |
| 紺・グレー・緑などの寒色 | お悔やみ用(結婚式には使わない) |
これから1枚買うなら、紫を選んでおくと、結婚式にもお葬式にも使えて便利です。
種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 金封ふくさ(ケースタイプ) | 長財布のような形で、はさむだけ。はじめての人にいちばんおすすめ |
| 風呂敷タイプ(手ふくさ) | 1枚の布で包む。いちばん正式な形 |
| 爪付き | 風呂敷タイプに留め具がついていて、バッグの中で開かない |
| 台付き | 袋をのせる台つき。台はリバーシブルのものが多く、お祝いでは赤い面を使う |
ふくさの包み方(風呂敷タイプ)
お祝いのときは、「左から包んで、右開き」が基本です。
- ふくさを、角が上下左右にくるひし形に広げる
- 中央より少し左に、表書きを上にしてご祝儀袋を置く
- 左を折る
- 上を折る
- 下を折る
- 最後に右を裏側へ巻き込むように折る(爪付きなら留める)
金封ふくさの場合は、右側に開く向きにして、開いたときに表書きが見えるようにはさみます。
お葬式では、右から包んで「左開き」にします。お祝いと逆になるので注意しましょう。
ふくさを持っていないときは
アイロンをかけた大きめのハンカチや、小さめの風呂敷でも代用できます。包み方は、風呂敷タイプと同じです。
まとめ
- 受付では「本日はおめでとうございます」とあいさつ → ご祝儀を渡す → 記帳の順番
- ご祝儀袋は、相手から名前が読める向きに時計回りに回し、ふくさにのせて両手で渡す
- ふくさは暖色か紫。お祝いは左から包んで右開き
- 並んでいる間に、ご祝儀袋を出せる状態にしておくと、あわてずにすむ
ご祝儀袋の書き方や中袋の書き方は、ご祝儀袋の書き方と包み方をどうぞ。包む金額に迷ったら、ご祝儀の相場 早見表で関係・年代別の目安を確認できます。
※手順は、ゼクシィ「結婚式で使える袱紗(ふくさ)の色・柄は?」「結婚式でのご祝儀の渡し方&タイミング」の解説をもとにまとめています。